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ANA国内線(普通席)の乗り方は?サービス内容は?LCCと何が違うの?
くっすんが分かりやすく解説!
こんにちは!くっすんです。
今回は、ANA国内線(普通席)のサービス内容についてお伝えしようと思います。
よく、いろんな人から飛行機は鉄道やバスよりもルールが厳格に決まっているから、飛行機を使うのは少し怖いなどの声をよく聞きます。確かにルールがあるため、移動手段に飛行機を選択することにためらう理由も分かります。
しかし、ANA国内線(普通席)では、ルールは定められていますが、新幹線よりもサービス内容が充実しているため、飛行機に乗った人の多くは新幹線よりも満足度の高い評価をしています。
それでは、ANA国内線(普通席)のサービス内容を見ていきましょう!
ANA国内線(普通席)サービス内容
ANA公式サイトより
ANA(全日空)国内線の普通席では、主に以下のサービスを受けることが出来ます。
飛行機に乗るまで①(空港でのチェックイン・保安検査など)
飛行機の予約が完了して、飛行機に乗る権利はあるけれども空港での手続きが分からないという人もいるでしょう。このページでは初めて乗る人向けに分かりやすく説明したいと思います。
チェックイン・搭乗券発行
ANAでは、空港に到着してから搭乗口に行くためには、事前にチェックイン/搭乗券の発券をする必要があります。鉄道で例えると、予約していた切符の発券が必要です。
現在では、窓口に並ばなくてもスマホやパソコンでオンラインチェックインが出来るようになっているので便利です。また、旅の記念に紙の搭乗券が欲しい場合は、有人カウンターまたは自動チェックイン機で発券してください。必ず電子媒体の搭乗券または紙の搭乗券を発行しましょう。発行しないと保安検査場を通過することはできません。
2023年3月末でSkipサービスが終了したため、予約完了時のQRコードやANAマイレージカードでの搭乗は出来ません。また、空港の自動チェックイン機も順次廃止となります。
お預け荷物について
ANA(全日空)国内線では、お預け荷物が20キロまで追加料金なしで預かることが可能です。LCC(ピーチやジェットスター)ではお預け荷物があるプランではないと、有料(追加料金が必要)になってしまいます。
ANA(全日空)国内線では、お預け荷物が20キロまで追加料金なしで預かることが可能!
お預け荷物がある場合や機内に持ち込みが出来ないサイズの荷物がある場合は、自動預け機か有人カウンターで預けましょう。よくある注意点としては、預ける手荷物にモバイルバッテリーなどを入れていることです。モバイルバッテリーを預ける手荷物に入れていると、空港内で呼び出しのアナウンスが流れますのでご注意ください。モバイルバッテリーは預ける手荷物としては不可で、自分で機内に持ち込む必要があります。
モバイルバッテリー・ライターなどは預ける荷物の中に入れない!
基本的に20キロを超えて預ける手荷物は少ないと思いますが、超えた場合は超過料金がかかります。
預ける手荷物が無い場合は、手荷物を預けるレーンを通過して、保安検査場へ行くことが可能です。
保安検査場を通過するにあたって
飛行機に乗る際に一番気になるのが、保安検査だと思います。よく僕に対して飛行機にあまり乗ったことのない友達から質問が来ます。
保安検査場を通過する際に、搭乗券が必要となります。搭乗券が無いと保安検査場を通過することはできませんので注意してください。
国内線の保安検査に関しては、国際線に比べて、あまり厳しくないのでとても心配する必要はありません。基本的に確認している内容としては、危険物(刃物や怪しい液体、爆発物など)などを所持していないかをチェックしています。検査もエックス線のレーンを通して検査するだけで終わるため、混んでいなければ30秒ほどで終わります。
注意点としては、飲み物は必ず確認されますのでペットボトルでの持参をおすすめします。ペットボトルの場合は検査する機械があるため、すぐに終わりますが、水筒の場合は安全なものか確認するため、検査する人の前で飲む必要があります。そして、厚底の靴を履いている場合は別の靴に履き替えて、通過する必要があります。
飲み物や厚底の靴、上着はチェックされるため、事前に検査しやすいよう準備しておこう。
飛行機に乗るまで②(保安検査場通過後から搭乗時間まで)
機内持ち込み手荷物について
そして、機内持ち込みの手荷物は、10キロまで無料となっています。しかし実際のところ、空港で手荷物を測ることはありません。そのため、機内持ち込み可能サイズのキャリーバッグとお土産袋とハンドバッグを機内に持ち込みしている人がおり、10キロを超えているように見えますが注意されている人を見たことはありません。機内が満席の場合、荷物棚に入らなかった荷物は貨物室に預かられる可能性はあると思います。でも、あまり持ち込み手荷物の重さを気にしなくていいのは、安心しますね。
これがLCC(ピーチやジェットスター)になると、機内持ち込み手荷物もしっかりと測られます。ピーチの場合だと、LCC専用ターミナルの保安検査場でチェックがあります。そのため、7キロを超えてしまって、残念ながら追加料金を払う人も少なくありません。
ANA(全日空)国内線では、機内持ち込みの手荷物は10キロまで無料!
搭乗時間になったら...
ANAでは、基本的に出発時刻の20分前から搭乗を開始しています。詳しい搭乗時刻はカウンターで聞くことができますので気になる方は係員に聞いてみてください。そして出発時刻の10分前になると改札を終了するので遅刻しないように気をつけましょう。もし、体調が悪い場合などは地上スタッフに申告すれば別の便に振り替えてもらえる場合もあるので、伝えましょう。
そして、ANAでは搭乗できる順番を決めているのでアナウンスに従って自分の順番になったら、改札を通過しましょう。そして搭乗の順番はGroup1から5まであり、以下のように決まっています。
特に、搭乗の順番であまり知られていないのが事前改札です。事前改札を利用できるのは係員のお手伝いを必要とする方・妊娠中の方・2歳以下の小さなお子様連れの方などです。搭乗券には通常のGroup番号で記載されているため、事前改札を利用できるのにも関わらず待っている人もいます。搭乗開始前には優先搭乗する方が事前に並んでいたりしますが、遠慮なく列を抜かして利用していだいて構いません。
事前改札以外の人は、自分のGroupがアナウンスされたら、改札機に保安検査場で使用した搭乗券を使って通過しましょう。保安検査場で使った搭乗券でないとエラーが出て、ゲートが開きません。
機内でのサービスについて
改札を通過すれば、いよいよ飛行機の中に入ることが出来ます。飛行機の中に入ったら、搭乗券に書かれてある座席に座りましょう。機内は全席指定席ですので、決められた席に座りましょう。座席を変更したい場合は、搭乗開始時刻までに変更が可能です。ANA普通席は以下の写真のようになっています。座席モニターが全席に付いている便もあります。そして、ANAのほとんどの便でUSB端子があるため携帯電話の充電が可能です。
ちなみに、ANAの普通席とLCCの普通席はどんな違いがあるかよく聞かれるので、ピーチの座席の写真も載せておきます。
写真では、分かりにくいかもしれませんが前の座席との間隔がANAが79㎝に対して、ピーチは71㎝となっています。たった8㎝の差で足が組めたりの差が出てきます。ちなみにANAの普通席でシートポケットにペットボトルを収納すると、普通に収まりますが、ピーチで収納すると座席幅が狭いため、足とペットボトルが当たってしまいました。
そして、ピーチはLCCのため機内モニターはありません。1時間くらいのフライトであれば、値段がANAよりも安ければ問題ないでしょう。しかし、ANAと値段があまり変わらないのであれば、小さい差ではありますがポイントになってくると思います。
機内Wi-Fiサービス・エンターテイメントについて
ANA(全日空)国内線では、一部の便を除いてほとんどの便で機内Wi-Fiや機内エンターテイメントが無料で利用できます。
機内モードにしていても、機内Wi-Fiを使うことができるので、LINEやメールのやり取りなどは快適にすることができると思います。
実際に僕は機内Wi-Fiを使ったことがありますが、YouTubeなどの動画を見ることは出来ませんでした。しかし、Yahooニュースを見たり、LINEを見るのには充分でした。
そして、ANA(全日空)国内線では、機内エンターテイメントサービスを行っており、自分のスマホやタブレット・機内モニターなどでANAがセレクトしたバラエティー番組や映画・ドラマを見ることが出来ます。
ANAではイヤホンが無料で提供されているため、提供されたイヤホンで音楽を聴いたり、映像をみることができます。
実際に僕も機内エンターテイメントを視聴しました。沖縄などの長距離路線では機内の時間を過ごすために助かりました。
これがLCC(ピーチやジェットスター)になると、機内Wi-Fiサービスはありません。そのため、時間をつぶすためには事前に動画をダウンロードしておく必要があります。
ANA(全日空)国内線では、一部の便を除いてほとんどの便で機内Wi-Fiや機内エンターテイメントが無料!
機内ドリンクサービスについて
飛行機が離陸し、シートベルト着用サインが解除されると、ドリンクの提供が始まります。ANA(全日空)では、機内で提供される飲み物はすべて無料となっています。
ANA公式サイトより
普通席ではアルコールの提供はされていませんが、ソフトドリンクの種類は多くあります。
個人的におすすめなのは、「コンソメスープ」です。
「コンソメスープ」はANAとJALで提供されているホットドリンクです。ANAでは機内で提供されているコンソメスープは「ANAFESTA」で粉末スープとしても購入できるので、気になる人はぜひ購入してみてください。
ちなみにLCC(ピーチやジェットスター)だと、機内の飲み物提供は有料となります。事前の飲み物購入が必要となりそうです。
ANA(全日空)では、機内で提供される飲み物はすべて無料!
お子様のおもちゃ
ANA(全日空)では、お子様の搭乗客にCAさんからおもちゃをもらうことができます。
おもちゃの内容としては、パズルやシールなど定期的におもちゃの種類が変わります。
おもちゃは非売品となっていますが、飛行機好きの大人はCAさんからもらえるケースがあります(笑)。
最後に
今回は、ANAの飛行機に乗ったことが無い人・慣れていない人向けに丁寧に紹介しました。新幹線よりもサービス内容が多く、飛行機の良さを理解したのではないでしょうか?
僕がANAの飛行機によく乗るようになった理由は、新幹線よりも値段が安く、サービスが良いためです。機内モニターがあったり、ドリンク提供・そしてマイルなどが貯まるという観点では新幹線には無いサービスです。そして、僕は伊丹空港からアクセスの良い場所に住んでいるので東京などに行くのであれば、飛行機の方が圧倒的に早いからということも飛行機を選ぶ理由です。つまり、値段の条件もクリアしていてコスパも良いため、飛行機を利用しています。
そして、ANAではセールなどをほとんど毎月のペースで行っているので、その運賃を使うとさらにお安く搭乗することができます。セール情報はくっすんのコスパブログでも紹介していきますので、ぜひご覧ください。