2026年版『GTO』で、反町隆史さん演じる鬼塚英吉の元教え子・宮澤龍之介を演じている工藤阿須加さん。俳優としてドラマや映画に出演する一方、山梨県北杜市では農業5年目を迎え、収穫した野菜をスーパーや直売所で販売しています。2025年にはニンニク1.5トンを収穫したことも話題になりました。
ここまで仕事の種類が違うと、「俳優と農業を合わせると、年収はどれくらいになるの?」と気になりますよね。ドラマの出演本数だけでなく、冠番組、農業関連のCM・アンバサダー、そして野菜販売まで追っていくと、工藤さんならではの収入の形が見えてきます。
この記事では、2026年に確認できる活動をたどりながら、推定年収を後半で考えていきます。公表されていない出演料を断定せず、何が収入を押し上げる要素なのかを一つずつ見ていきましょう。
この記事で分かること
- 『GTO』宮澤龍之介役が俳優業の現在地を示す理由
- 冠番組・CM・アンバサダーまで広がる収入源の全体像
- 阿須加農園の販売実績と、農業収入を考える際の注意点
- 2026年の活動から見た推定年収の幅と考え方
- 俳優と農業の仕事が続く背景から分かる人物像
目次
『GTO』宮澤龍之介役は年収にどう影響する?
2026年の工藤阿須加さんを語るうえで外せないのが、『GTO』の宮澤龍之介役です。宮澤は鬼塚の元教え子で、私立誠進学園の経営に関わる企業から出向し、学園運営を担う職員。学生時代に鬼塚の型破りな指導を受け、今も教育現場への割り切れない思いを抱える人物です。
第1話では、熱血教師を探していた宮澤が鬼塚の採用を即決する展開が描かれました。旧作の鬼塚を知る視聴者と、令和の学校をつなぐ重要な立場であり、単なる「先生役」ではないことが分かります。工藤さん自身も、1998年版『GTO』を小学生のころに見て鬼塚の生き方に惹かれたと語っています。
さらに所属事務所の公式プロフィールには、2026年の『GTO』のほか、MBS/TBS『100日後に別れる僕と彼』、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』、映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』などが掲載されています。ドラマ、映画、朝ドラと仕事の場所が分散しているため、一つのヒット作だけに収入を頼る形ではなさそうです。
もちろん、宮澤役の出演料は非公表で、役の重要度がそのままギャラになるわけではありません。それでも、話題作で継続的に役を任されることは、俳優としての収入の土台を考えるうえで大きな材料です。筆者としては、農業の話題で注目された工藤さんが、俳優としても新しい代表作に加わっている点に、2026年の強さがあると感じます。
俳優だけではない、工藤阿須加の収入源

工藤阿須加さんの収入を考えるとき、映画やドラマだけを見ると実像を見失いやすいかもしれません。農業を始めたことが、そのままテレビ・広告の仕事にもつながっているからです。
まず、BS朝日の『工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました』は、特番を経て2022年からレギュラー化した初冠番組です。工藤さん自身が全国の新規就農者を訪ね、作業を手伝いながら就農のリアルを聞く番組と紹介されています。日本テレビ『有吉ゼミ』の「工藤阿須加 楽しい農園生活」も2021年から続いており、単発の農業企画ではありません。
広告面でも、日本農業新聞は工藤さんを2025年2月から2026年3月まで公式アンバサダーに起用し、全国放映のCMを展開しました。起用の公式発表を見ると、テレビだけでなくTVer、YouTube、トレインチャンネルなどでも活用されていました。
山梨県の2026年インタビューで、工藤さんは「農業関係の仕事が増えるとは思わなかった」と振り返っています。俳優としての知名度を農業の発信に使い、実際に農業をしている経験が番組やCMの説得力になる。この循環こそが、工藤さんの収入源を読み解く鍵でしょう。露出が増えたというより、農業の実践が仕事の専門性を生んでいる点が注目される理由なのかもしれません。
阿須加農園の野菜販売はどれほど本格的?

農業はイメージ作りではなく、工藤阿須加さんにとって実際の販売を伴う仕事です。山梨県の取材では、北杜市で農業を始めて5年の間に30種類以上の野菜を栽培してきたこと、収穫した野菜を県内のスーパーや直売所で売っていることが紹介されました。
2025年6月には、本人がニンニク1.5トンを収穫したとSNSで報告し、ORICON NEWSもその規模を報じています。1品目だけでも相当な量ですが、野菜は天候、規格、販売先、保存性で価格が変わります。農産物の売上は、収穫量が多いからといってそのまま利益が大きいとは限りません。
実際、工藤さんは「お金を出して買ってもらう一商品である以上、品質を保証できないものは出せない」と語っています。これは趣味の家庭菜園ではなく、品質と販売先を意識する農業経営の視点です。だからこそ農業は年収の一部になっていると見られますが、栽培面積、販売単価、資材費、人件費が公開されていない以上、野菜販売だけの所得を正確に出すことはできません。
筆者としては、ニンニク1.5トンという数字をそのまま「農業でいくら稼いだ」と置き換えないことが大切だと思います。一方で、地域で販売を続け、農業を題材にした仕事も増えている事実は、農業が工藤さんの年収を直接・間接の両方から支える柱になっていることを示しています。
工藤阿須加の推定年収は?2026年は2,000万〜3,500万円台か
ここまでの活動を踏まえると、工藤阿須加さんの2026年の推定年収は、税引前で2,000万〜3,500万円台、中心は2,500万円前後と考えます。
これは本人や所属事務所が公表した金額ではありません。2026年に確認できるドラマ・映画、続く冠番組とバラエティー、全国規模で展開された農業関連CM・アンバサダー、野菜販売を総合して置いた編集上の推定です。出演料や農業所得の明細がないため、1円単位の計算ではなく、無理のない幅として見てください。
| 収入 | 内容 |
|---|---|
| 俳優業 | 『GTO』、朝ドラ、映画、配信・過去から続く出演歴 |
| レギュラー番組 | 『農業始めちゃいました』『有吉ゼミ』の農園企画 |
| CM・アンバサダー | 日本農業新聞の全国CMと公式アンバサダー |
| 農業・野菜販売 | 北杜市での栽培、スーパー・直売所での販売 |
下限を2,000万円前後としたのは、映像作品だけでなく、長く続く冠番組と農業関連の広告仕事が重なっているためです。上限を3,500万円台にとどめたのは、複数の大型全国CMを同時に抱えていることや、主演級の高額契約が複数あることまでは公開情報で確認できないためです。
筆者としては、工藤さんは一社の大型CMだけで年収を跳ね上げるタイプというより、俳優、番組、農業発信、販売を積み上げて安定した収入をつくるタイプと見ています。農業から生まれる仕事が俳優業にも好影響を与えているため、今後のCMや企画次第ではこの上限を超える可能性もありそうです。
出演料や農業収入を単純に足せない理由
推定年収を出すときに注意したいのは、一般的な出演料の相場が、工藤阿須加さん本人の手取りや年収を表すわけではないことです。キャスティング会社の相場解説では、中堅俳優の年間CM契約に800万〜2,500万円、テレビ番組出演に1回30万円以上という目安が紹介されています。また、別のキャスティング会社は、ドラマ1クールの起用費用を1,000万〜3,000万円程度として掲載しています。
ただし、これらは企業や制作側が準備する起用費用の目安です。主演か助演か、登場話数、撮影日数、二次利用、事務所との契約形態によって、本人に支払われる報酬は変わります。CMの金額をそのまま工藤さん個人の年収に足すことはできません。
農業も同じです。野菜の販売額から種苗、肥料、資材、運搬、手伝いの人件費などを差し引かなければ所得は分かりません。ニンニクの収穫量や30種類以上の栽培実績は本格度を示す材料ですが、農業部門の利益を断定する材料にはなりません。
そのため、この記事では年収を「2,000万〜3,500万円台」と広めに置きました。公開情報だけで1億円超とする根拠は薄く、逆に農業収入をゼロとするのも実態に合わないでしょう。数字を大きく見せるより、契約や経費が見えない部分を残した推定のほうが、実像に近いと考えます。
なぜ仕事が広がる?農業と俳優を結ぶ人物像
工藤阿須加さんの仕事が広がる背景には、農業を「俳優業の片手間」にしていない姿勢があります。山梨県にいる間は作業がない日でもほぼ毎日畑に通い、年間では2〜3か月を北杜市で過ごすといいます。畑を借りる井上農場の井上能孝さんも、工藤さんには2年目以降から農業経営の視点が加わったと話しています。
本人は、農家も役者も、つくったものを人に届けるという意味で共通する「ものづくり」の仕事だと考えています。実際の土づくりや収穫を知っているからこそ、農業番組で新規就農者の話を聞く場面にも説得力が生まれるのでしょう。
将来的には自分の畑を持ち、数日かけて農業を体験できる場をつくりたいという構想も明かしています。こうした発言を見ると、農業は一時的な副業ではなく、俳優業と並べて育てていく長期の仕事なのかもしれません。この二つを結び付けられることが、工藤さんの収入の安定性にもつながっていると考えられそうです。
まとめ
工藤阿須加さんの年収は公表されていませんが、2026年に確認できる『GTO』宮澤龍之介役をはじめとする俳優業、冠番組、農業関連CM・アンバサダー、阿須加農園の野菜販売を踏まえると、推定年収は2,000万〜3,500万円台、中心は2,500万円前後と見ました。
収入の中心は俳優業とテレビ・広告の仕事で、農業は直接の野菜販売に加え、番組やCMにつながる独自の強みになっています。出演料や農業所得の実額は非公表なので、これはあくまで公開情報から組み立てた推定です。それでも、俳優と農業の二刀流が仕事の幅を広げ、長期的な年収を支える形になっていることは間違いなさそうです。
